明日はない覚悟して

Travis Japan。PZ。優馬くん。

キンプリがいた夏



もう残すところわずかで2015年が終わる。
私にとってのジャニヲタ的2015年は、やはり、キンプリがいたあの夏があまりにも大きかった。大きすぎた。



あの夏の気持ちを忘れないためにも、ここに記そうと思う。
色んな気持ちでいっぱいいっぱいなのでお見苦しい文章になるかと思います。先にお詫び申し上げます。




思い返せばキンプリメンバーが集められたのはクリエAからであった。クリエAのメンバーが発表された時、とうとうきたな、と思った。
私は、なにきんちゃんが好きだったし、まいじゃにが好きだったし、関西が好きだったけれど、私は括りはあまり気にしないし(とはいえ気にするときはするけど)、紫耀くんがいればそれでいいのでクリエAメンバーが決まった時は素直に期待しかなかった。
Jr.最前線が集められたようなこのグループに対して希望しか見えなかったし、いよいよだ、というワクワク感でいっぱいだった。




勝つんだWIN!を初めて見た時のあの心のざわつきは、今まで体験したことのないものだった。10代の少年6人が、ただ前だけを見て、上だけを目指して、”こんなとこで終われない”と歌うその姿に心を鷲掴みにされ、揺さぶられた。
「俺達は上に行く。」と、表情から踊りから声から、彼らが表現できるすべての力を使って、そう宣言されたような感覚だった。
6人が6人全員、キラキラしてギラギラしていた。その輝きに吸い込まれそうだった。
仲間であり、ライバル。よく聞く言葉であるが、こんなにも表現されたものを見たことがないくらい、6人みんな、仲間であり、ライバルだった。そう見えるパフォーマンスだった。
あの時あの瞬間に、私はキンプリが大好きになったし、応援しようと、するしかない、と思った。



クリエ終了後、サマステサポーター就任、キンプリというグループ名がつき、あれよあれよという間キンプリ特別公演、テレ朝1日生放送、各メンバーテレ朝バラエティに出演、キンプリでの特番、オリ曲4曲に、諸々の雑誌での格別な扱われ方、数々の表紙……そして、メインでのMステ。

夏の間中、デビューという、キラキラと輝く儚い夢が、すぐそこに見えそうで、手が届きそうで、でも誰にもそこまでの距離は分からなくて。
ただ”近づいている”という進行形の感覚だけは確かにあって、期待も生まれ、むしろ期待で胸がいっぱいで、期待しすぎてふわふわして、地に足が付いていなかった。
デビューしてほしいな、と思ってはいるけど、あまりに大きな夢すぎて、期待したら悲しくなるから期待しない、今を楽しめばいい、と自分を守りながらJr.担をしてきた私にとって、デビューするかもしれないという期待に完全に乗っかったことは、タガを外したような感覚で、ある種の賭けのような気持ちで、後戻りできない状態だった。
一度出発してしまい、戻ることはできず、何の支えもなく、行き先は見えないが、ただ進んでいる、きっとこれが前なはずだと思いながら、でもどこが前なのか、本当に進んでいるかも不確かなまま、いつか確かなものに辿り着けると信じて、ただ希望だけを信じて、応援という、なんとも抽象的で、不確かな行為に没頭していた。(長いし分かりづらい…ごめんなさい…)
ただそれが、本当に、本当に、楽しかった。
毎日期待に満ちていて、本当に楽しかった。
次々に決まる大きなお仕事の報告がある度、胸が跳ね上がるように嬉しかった。
ただの一ファンだけれども、自分のことのように、1つ1つが嬉しくて、楽しくて、キンプリが大好きだった。キンプリを応援している自分のことも好きだったのだと思う。




自分のような一般人には持つことの難しい、大きくてキラキラした夢を、6人の少年達が追いかけ、叶えようとする姿に、叶いそうなこの状況に、どれだけ元気をもらったか。どれだけ勇気をもらったか。どれだけ、どれだけ、楽しかったことか。
”アイドルは夢を売る商売だ”とよく言う。まさにそうだった、あの夏、キンプリは私に、大きな大きな夢を見させてくれた。





ただ、まだ夢が叶う瞬間を見ることはできていない。




まだ見ることができていないだけだ、見ることができないわけではないと思う、思いたい。
なぜこうなってしまったのか分からない。
彼らの言った、”すぐ会えるよ”は一体何のことだったのか。
きっとその答えは一生誰も答えてはくれない。




この夏生まれた大きな夢は、確かなものになることなく、その勢いは衰えてしまった。
だが、キンプリは確かに存在した。
キンプリが存在した夏は確かにあった。


キンプリが単独公演を行って、冠番組が放送されて、単独でMステに出て、このメンバーでデビューしたいと言い、これからの希望を語り合った、2015年夏は確かにありました!!!
蜃気楼のようにゆらゆらと消えてなんかないんだから!
私は!忘れない!消さない!
キンプリも!キンプリを応援したことも!
どんなに事務所がなかったことにしようとも!




本当に楽しい夏だった。
本当に本当に楽しかった。
楽しかった。楽しかった。
楽しい夏をありがとう、毎日が笑顔になれる場所をありがとう。
ありがとう、キンプリ。



彼らにとってもこの夏は、夢が叶うことこそなかったけれど、きっと、確実に夢へのステップアップになった、非常に意味のある、貴重な時間だったと思う。
きっと彼らなら、この夏の思い出を糧にして上に上に上に行ってくれるだろう。
もっともっと上の景色を見せてくれるだろう。
まだまだこれからだ。
あの事務所のことだから、またひょいっと6人に戻るかもしれないし。
これからのことなんか分からないけれど、
私は変わらず紫耀くんを応援する。
次に夢を叶えるのが誰かは分からないけれど、
その夢が叶う瞬間を共にできる日まで、また地道にJr.担を続けていきます。




2016年は何が起きるでしょうか。
Jr.担を揺るがす何かはまたきっと起こるでしょう。
2016年も一ファンとして、事務所に振り回されながらも、日々の幸せを求め、彼らを応援していきたいと思います(^^)




2016年、彼らにとって、飛躍の一年となりますよーうにっ!



あー楽しかった!2015年のジャニヲタも楽しかったです!
振り返り、以上!笑
(締め方わからない系女子( ´ ▽ ` )ノ)